第14回日本臨床腸内微生物学会総会・学術総会は2011年9月3日に慶應義塾大学病院新棟11階大会議室で開催されました。当日は台風12号の影響が心配されましたが、幸いに台風が西よりのコースをとったために関東地方への影響は比較的少なく、何とか無事に学会を開催することができました。とはいえ、近畿・中国地方等西日本方面からお見えになる参加者の方々には、色々とご心配ご不便をおかけして申し訳ございませんでした。
今回の学会は、「腸内微生物の感染制御」をテーマとして、招請講演1題、教育講演4題、シンポジウム1題、一般演題4題を組ませていただきました。出血性大腸菌感染症、クリストリジウム・ディフィシル感染症、MRSA腸炎、輸入腸管感染症、ウイルス性腸管感染症など、感染対策上問題となる腸内微生物について専門の先生方のご講演を聞かせていただいたほか、炎症性腸疾患や漢方医学と腸内微生物の関係、齲歯・歯周病と口腔内微生物の関係、PK-PDを考慮したヘリコバクター・ピロリの除菌法についても興味深いお話がございました。大学病院内での開催となり、何かとご不便をおかけすることが多かったかと存じますが、おかげ様で参加者も100名を超え、9月の土曜日の1日を、腸内微生物をキーワードにして参加者の皆様と共に楽しく過ごすことができたと思います。
参加して下さった会員、非会員の皆様、今回の企画にご助言をいただいた皆様、会の運営をお手伝い下さった皆様に、厚く御礼申し上げます。有り難うございました。
第14回日本臨床腸内微生物学会総会・学術総会 会長
岩田 敏(慶應義塾大学医学部感染制御センター)
|