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事務局からのお知らせ 2010.5.20 更新
5月9日日曜日14時から平成22年度第1回理事会が開催されました。
冒頭、理事長から学会運営刷新に関しての説明、今後の運営への更なる協力依頼がありました。
次に、庶務担当理事辨野義己理事から事務業務委託等現状報告の説明があり、その後、会計担当理事中川理事より、平成21年度決算報告、岩田監事の会計監査報告がありました。中川理事からの平成22年度予算案説明があり、決算報告、予算案共に承認されました。
今回の理事会での最重要議案は、各理事の任務分担についてであり、活発な協議により各担当理事を決定し、今後の運営に各理事にご尽力頂く事となりました。
また、これまで規定がありました幹事職については廃止し、幹事職にあった、坂本幹事、田口幹事は、理事となります。
また、新たに秋田、大毛両評議員が理事に選出され、岩田監事が理事に、横山理事が監事に変更となる事が承認されました。
担当は下記の通りです。下線は責任者を示します。
庶務担当 辨野義己
会計担当 中川良英
広報担当 坂本春生、馬場錬成、(中川良英)
渉外担当 伊藤武、大毛宏喜、沖永功太、品川長夫、中村明子
会誌担当 神谷茂、高橋信一、辨野義己、渡邉邦友
企画担当 田口晴彦、秋田博伸、砂川慶介、辻明良
将来計画担当 岩田敏、大毛宏喜、青木重久
以上、様々な変更点については、次回総会にて承認を受ける予定です。
協議に続き、第12回総会報告、第7回大島賞受賞者の選考について説明があり、受賞者が決定されました。
その後、第13回総会準備状況報告があり、理事長より第14回総会長に坂本春生理事が推挙され全会一致で総会の承認を受ける事となりました。
 

■第13回学術総会のご案内
会長:辨野 義己 (独立行政法人 理化学研究所イノベーション推進センター辨野特別研究室)
開催日時:平成22年9月11日(土)午後1時〜5時30分
会場:独立行政法人 理化学研究所 鈴木梅太郎記念ホール


ご挨拶
第13回日本臨床腸内微生物学会学術集会
会長 辨野義己

 第13回日本臨床腸内微生物学会学術集会を開催するにあたり、ご挨拶申し上げます。
 ヒトの大腸内には多様な細菌が常在し、複雑な腸内微生物叢を形成しています。ヒトが毎日排泄する糞便の約10%は生きた細菌で占められ、その大部分が嫌気性細菌です。詳細な研究によりヒトの大腸内には実に1,000種類以上、その数たるや糞便1グラムあたり約1兆個近い細菌が棲みついています。現在、起きている多くの疾患がその関与なしには語れないほど、腸内微生物は重要な存在としてクローズアップされています。そして21世紀に入り、腸内微生物の研究も新しい段階を向かえ、これまでの培養可能な腸内微生物の解析から培養・単離を介さない分子生物学的手法を用いた培養困難な腸内微生物を含む多様性解析が行われ、ようやくその全容が見えてきました。それを構成している腸内微生物の約20〜30%は培養可能な既知の菌種ですが、残り80%は培養困難かあるいはその菌数が低いため、未同定・未分類な微生物です。ところが、この腸内微生物の70〜80%を占める未同定菌種の解析に16Sリボゾーム(r)RNA遺伝子を指標とする分子生物学的手法が導入され、ようやく難培養・難分離の腸内微生物の全貌が見えてきたのです。
 本学術集会ではこうした手法を用いた腸内微生物の構成と機能を探ることを主眼にして、臨床と基礎からの教育講演を設定しました。また、特別講演では、初めて腸内微生物を視点にした健康寿命の疫学の研究成果をご紹介していただくことにしました。今後の臨床研究にも大いなる示唆を与えてくださるものと期待しています。
 今、腸内微生物研究は「現代医療」のトップランナーにあるといっても過言ではないほど、多様な研究が進展しています。第13回の本学会において、会員の活発な議論を望みます。


プログラム  
特別講演: 中路重之(弘前大学医学部教授)
「腸内細菌とライフスタイル・健康指標との関係:岩木健康増進プロジェクトでの検討」
教育講演T: 安藤 朗(滋賀医科大学教授)
「炎症性腸疾患の病態と腸内細菌の関わり」
教育講演U: 鈴木康夫(東邦大学医療センター佐倉病院・教授)
「潰瘍性大腸炎における腸内細菌叢の役割ーProbiotics療法の可能性を探るー」
教育講演V: 久田貴義(テクノスルガ・ラボ)
「ターミナル(T)-RFLP法による腸内フローラ解析」
教育講演W: 松本光晴(協同乳業株式会社研究所)
「腸内微生物による腸内代謝物ポリアミンの保健効果」

【一般演題を下記の要領で募集致します】
腸内微生物に関する内容であれば,基礎研究,臨床研究,臨床経験など幅広い分野からの多種多様な内容のご応募をお待ちしております。

【応募方法】
下記の学会運営事務局のe-mailアドレスに,下記「1」〜「5」を記載した抄録を添付ファイルにてお送り下さい。郵送による応募は受け付けませんのでご了承下さい。
1. 演題名
2. 所属
3. 発表者(共同演者がある場合は,筆頭演者に○を付けて下さい。)
4. 発表者連絡先:住所,電話番号,e-mailアドレス
5. 抄録本文(全角で800文字以内):抄録本文の構成は,【目的】【方法】【結果】【考察】【結語】として下さい。

【募集締切】
平成22年 8月20日(金)

【演題送付先】
独立行政法人理化学研究所イノベーション推進センター辨野特別研究室  辨野義己
E-mail:benno828@riken.jp

 

【第7回大島賞受賞者】 市石 卓
受賞演題:第12回学術集会 「ヒト由来Desulfovibrioの抗菌薬感受性」

 

■大島賞
平成15年度から制定された。毎年総会時に総会会長によって授与選考が2名任命され、学術集会での、優秀な一般演題発表者1名に授与される。